先週末は、いつもと違う日曜日の過ごし方でした。
まずは久しぶりに映画を観に行きました。
いろんな方にお勧めされていた「すずめの戸締り」です。
新海誠監督の映画は初めてでした。
震災もテーマになっていたので、人によってはしんどいところもあるかもしれませんが、とても良かったです。
ここ数年で見た映画は、「すみっこぐらし」、「おいしい給食」、「ワンピース」と、子どもに合わせての作品が続きましたが(今回もそうでしたが…)、今回はとても感動的な作品でした。
グラフィックもさることながら、最後の結末には、思わず涙しました。
内容は詳しく書きませんが、大切な人を亡くされた人には、是非見て貰いたい映画です。
悲しむよりは、癒されるのではないかと思います。
そんな感慨にふけった後、後輩の鍼灸院へ行き、勉強会に参加しました。
新しい会員向けで主に準備の為に行きましたが、講義してくれた先生の内容がとても良かったです。
内容は経営(集客)についてでしたが、なぜ鍼灸院を経営するのかも問われ、私もとても為になりました。
開業して年数が経つと、治療がしっかりしていれば、集客は頑張らなくとも良くなります。
そしてそれ以上に忙しくなります。
すると、目の前のこと、優先順位が高いことに、追われがちになります。
でも、優先順位が高い=大事なこと では、ありません。
とても大事なことでも、ついつい後回しになってしまうこともあります。
むしろ大事なことを考えるには時間がかかるから、優先順位としては低くなってしまうのでしょう。
大事が小事に埋もれてしまいます。
目の前のことを、ちょっと横に置いてみることも大切です。
今回みたいに、人の為に動いたり、初心に戻ってみるのも良いのでしょう。
普段と違う日曜日の過ごし方で、そんなことを思いました。
年末年始は何かと忙しくなりますが、余裕も作って、大事なことにも向き合える時間にしたいと思います。
(院長)