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海の日 2018

3連休をいただいて、私副院長の実家へ帰っていました。

実家の母の様子も見られて一安心。

海水浴、プール、バーベキュー、海の祭りなど、盛りだくさんの休日でした。


一日目 海水浴


二日目 海水浴


三日目 プール


三日目 ボールプール

 

ゴールデンウィークに続き、実家の2階の部屋の中にテントを張りましたが、暑さもありテント泊はせず…

でも、テントを張るのは、うまくなったような気がします。

子どもの小さなうちに、行けるうちに、なるべく帰っておこうと思います。

 

リフレッシュして今日からSORAは通常診療しています。

暑くなると体温調節のために心臓への負担が増しています。

心臓への負担が増すと、だるさや疲れも感じやすくなります。

実家の猫も涼しいところを見つけて休んでおりました。

治療院でも心臓の反応点に注意して施術しています。

この時期も健やかに過ごせますよう、引き続きサポートさせて頂きます。


実家の高齢猫

W杯が心臓に与える影響

前記事の「震災」に引き続き、もう一つ、心臓に与える非日常の出来事があります。
日本代表の活躍で盛り上がる4年に1度の「サッカーW杯」です。

「サッカーワールドカップにおける心臓血管イベント」※2

2006年ドイツワールドカップ大会開催中のミュンヘン在住者の心臓発作の件数について調べた論文です。
結論から言うと、ドイツ代表チームの試合があった日は、冠動脈疾患(心筋梗塞、狭心症発作)の発症が、対象期間と比べて2.66倍多かったということです。
6月9日から7月9日まで開催され、2003年、2005年を比較対象期間としています。

試合のあった日がスパイク状に多くなっています。
詳しく見ると、予選リーグ3回戦では決勝進出が既に確定していたようで、それほど上がっていません。
決勝トーナメント1回戦もそれほど上がらず、対戦相手がスウェーデンだったこともあるでしょうか。
準々決勝のアルゼンチン戦、準決勝のイタリア戦で、かなり増加しています。
そしてその準決勝で負けてからの3位決定戦では、またそれ程上がっていません。
緊張感のある大事な試合で、より心臓発作のリスクがあるということです。
心臓に問題のある人は、注意して観戦せねばなりませんね。

次の日本 vs ポーランド戦も、決勝進出がかかる緊迫した試合になりそうです。
心配な人は、終わってからニュースで見るのもいいかもしれませんね。

 

※2 Cardiovascular Events during World Cup Soccer
Ute Wilbert-Lampen, M.D. et al.
New England Journal of Medicine ; vol 385: 475- 483, 2008

震災が心臓に与える影響

今週は地震の話題が尽きませんでした。
家族や親戚、友人に被害のあった方、また職場が大阪で影響を受けている方。
この辺りでも、阪神淡路大震災のことを思い出される方は多かったです。
平常に振舞っていても、何かしらストレスを受けていることもあります。
余震が続くこともありますし用心して、無理せず過ごすのもいいかもしれません。

そんな震災が、心臓に与える影響というものがあります。
ちょうど来月の勉強会で「心疾患」について発表があり、調べていたところ見つけました。

 

「東日本大震災と阪神・淡路大震災における心血管死亡率の比較 – 死亡診断書の大規模データ解析」※1

震災などの災害発生時に生じる、循環器疾患の増加はよく知られています。
それがよくわかるグラフがこちら。

スライドで少し見にくいですが、グラフ左が阪神淡路大震災、右が東日本大震災。
横軸は年月、震災発生時を矢印で指しています。
縦軸はその被災地域の心筋梗塞の関連死亡率を示しています。
共に、発生月には急増し、その後も震災の影響が続いていることがわかります。
(心筋梗塞の発症には季節変動がありますが、前年までの同月と比べることで、増加していることが読み取れます。)

地震の身体的・精神的ストレスに加え、避難生活による環境的な変化もその要因です。
食生活が変化したり、身体を動かせる環境でなかったり、通院しにくくなったり。
実際に経験したり被災地に行ってみると、それは身に沁みて実感します。

震災関連死と取りざたされるように、災害発生後も気に掛ける必要があります。
東北の震災ボランティアでも、忘れられない経験があります。
命に関わる循環器疾患、その影響力は軽視できません。

 

動悸、息切れ、左肩や背中の痛み、全身のむくみなど、いくつか気になる方は、病院へもお勧めします。
鍼灸院でも「心臓」反応点に注目して、治療に取り組んでいます。
心臓が気になる方は、ローラー鍼やせんねん灸、手でさするセルフケアもおススメします。

 

※1 Comparison of cardiovascular mortality in the Great East Japan and the Great Hanshin-Awaji Earthquakes - a large-scale data analysis of death certificates.
Takahashi J et al.
Circ J. 2016 Jul 25;80(8):1689-94. doi: 10.1253/circj.CJ-16-0644. Epub 2016 Jul 7.

健康・長寿を支える鍼灸学

6/2と6/3、全日本鍼灸学会の学術大会が大阪であり参加してきました。

今年のテーマは、
「健康・長寿を支える鍼灸学」
– 新たなるエビデンスとナラティブへの挑戦 –
です。

当院にも健康・長寿の為に(元気に過ごせる為に)、定期的に鍼灸治療を受けに通われる患者さんも多くおられます。
高齢者医療やホスピスケアの講演を聞いたり、認知症や小児鍼の実技セッションを見たり、そして多くのポスター発表を見学してきました。

鍼灸にはいろんな流派と呼ばれるものがあります。
考え方や治療方法、そのアプローチも様々です。
そこには納得できない点もありますが、しかしその「目的」は、大きく違わないように思います。
(中には全然違うと感じることもありますが)
そういった他の方法にも目は向けて、自分の考えを顧みたいと思っています。

私たちの所属する反応点治療研究会からも、3治療院の先生方のポスター発表がありました。
私も認知症治療について、発表をさせて頂きました。
自分たちの考えをまとめ、またそれを他の人たちに伝えること。
それもまた「困っている人の為に」必要なことに思います。

今回学んだことを日々の治療にも取り入れていきたいと思います。

黄砂・PM・花粉症の対策

 

今日、西日本から北陸で「黄砂」の飛来がありました。

 

花粉症は、「スギ」から「ヒノキ」へと変わってきました。
今年はその「ヒノキ」花粉が多く、都心では昨シーズンの43倍とか…
「ヒノキ」の方が症状を強く感じるのは、昨年のこの時期のブログに書いていました。

 

さらにおとなり韓国では、昨日、大気汚染「PM10」が原因でプロ野球が中止になったというニュースも。
ファンと選手の健康を考慮した決定だったそうです。

大気汚染物質は、花粉や黄砂よりも粒子が細かい為、からだの奥まで入り込みやすく、肺炎、肺がんなどの呼吸器疾患にもなりやすいと言われています。
また、粘膜をかいくぐって侵入してくるとなると、様々なアレルギー疾患の発症の引き金にもなると考えられています。

 

そんな息苦しい季節と環境に対して、鍼灸治療にできる対策は?

 


まずは、空気の入口、鼻・のど・気管に対するケアです。
ここの粘膜を潤わせて、しっかり防御機能が働くようにしておきます。
特に大気が乾燥しているときは、注意が必要です。


さらに、過剰な免疫反応を抑えます。
鍼灸治療ではこの根本治療を目指します。
最近いくつかサプリメントもあるように、腸内環境が免疫に関わると注目されています。
私たちも、アレルギー疾患の改善に、腸、肝臓あたりの反応点に注目しています。


そして、反射性に起こる、コリや痛みの緩和です。
目、鼻、咽、気管にある炎症は、頭、首、肩、背中あたりの筋肉まで影響を及ぼします。
頭痛、肩こり、寝ちがえ、背中の張り。
こういった症状に対して、鍼灸には即効性もあります。
それらの緊張をとるだけで、だいぶ楽に過ごせます。

 

この時期、鍼灸が本当に助かります。