しんどくなるのが心配で、やりたいことをやめたり、活動をセーブしすぎてしまう方がおられます。
とてもしんどくて、辛かったので、またそれに戻ってしまうのではないかと感じるためです。
不調を経験すると、多くの方が同じように感じられています。
楽しみだと思う予定があってもやめたり、しんどくなるかもしれないから、外出を控えたりされます。
でも活動を控えることは、かえって体が回復するのを邪魔することにもなります。
体は使うことで、活動することで、機能を取り戻していきます。
養生してある程度症状が落ち着いたら、次は活動していくことが大切です。
自分の体のことは、意外と自分にはわからないものです。
やってみてはじめて、ようやく、わかる材料が増えていきます。
はじめは少ししんどくなります。
でもしんどくなったことは、悪いことではありません。
しんどくなってしまったと、反省する必要もありません。
少しずつ負荷をかけていくことで、体が回復するスピードが速くなります。
回復しよう、修復しよう、と体が活性します。
いきなりきつい負荷は負担ですが、少ししんどいなくらいはちょうど良いです。
しんどくなったら、なってから休めばよいです。
「今日は頑張ったな」
「頑張って体の回復を助けたぞ」
と思って、安心して休んでください。
休む時に、セルフケアも味方になります。
お灸やローラーで体を労わったら、さらに回復を助けます。
しんどくならないように過ごすのではなく、やりたいことをしていくことで、体力が戻ります。
以前より、さらに元気にもなれます。
季節の変わり目、一緒に乗り切りましょう!
(副)