経営理念の中身

開業12年目にしてやっと定めた経営理念。

言葉だけ並べてもその思いは伝わりにくいと思うので、補足説明です。

 

ビジョン(Vision)
「鍼灸を通して心と体を健やかにし, 暮らしや仕事を楽しめる人を増やす」

私たちが鍼灸治療で患者さんへ提供したいことは、色々あります。
どんな人に良くなってもらいたいとか、どんな症状を改善してもらいたいとか。
鍼灸治療の目的は人それぞれで、細かいことを上げるとキリがないし、意識できなくなります。
理念はその中でも、優先順位の高い、最も重要な判断基準となるものだと考えています。
それが、上の一文です。

「治療」となると、「病気」を治すことがゴール(目的)と思われるかもしれません。
けど、病気が治れば、それで良しとはならないこともあります。
また、病気を治すことに精一杯で、今ある大事な人生を無駄にするのも残念です。

病気とは、その人が苦痛と感じるか感じないか、困るか困らないか。
体が不自由でも、難病を抱えていても、仕事や日常生活を楽しく過ごされる人はいます。
五体満足で、身体の不調が無くとも、日々の生活が楽しめない人はいます。
その病気や症状がゼロにならなくとも、今やこれからが楽しめたら良いと思います。
日常生活が楽しく送れれば、病気も快方に向かいます。

その為には、肉体的な体だけでなく、精神的な心も、健やかである必要があります。
それらは切り離すものではなく、心身相関、車の両輪となるものです。
鍼灸は、病気ではなく、その人を治療していきます。

私たちは鍼灸師であり、鍼灸治療を教える立場にもあります。
鍼灸治療の可能性を広めていくことで、より多くの人が救われると考えています。

 

ミッション(Mission)
「根拠に基づいた鍼灸治療を実践し, 広める」

鍼灸治療もいろいろです。
同じ鍼灸師でも、あやしいと思う療法も、多々あります。
また、鍼灸と言えば、東洋医学、中医学を連想される人も多いかと思います。

私たちの実践する「反応点治療」は、現代医学に基づいています。
科学的根拠に基づいた医療(EBM)を目指して、より客観性、再現性を持った治療を目指しています。
特定の人にしか出来ない、その時にしか出来ないのでは、その治療法は、科学的ではありません。
どうなるかわからないような施術は、リスクも伴います。

あやしい鍼灸ではなく、確かな鍼灸を実践し、それを広めていきます。

 

バリュー(Value)
・社会貢献を支える

少しまどろっこしい言い方ですが、鍼灸には、社会的影響力の大きい患者さんも多く来られます。
鍼灸に健康管理を求められていたり、自費診療であるが為、経済的に余裕のある方も来られます。
すると、自分たちが多くの人を治療する社会貢献よりも、少なくてもそういった人たちを支えることが社会貢献につながるのではと考えるようになりました。
この立地にあって、私たちのような小さな治療院には、その方が向いていると思います。

多くのスタッフを雇って、規模を大きくしていくのも一つですが、技術を伝えるには多大な労力も必要とします。
それは他の組織として、実現していきたいと思います。

 

・医療者、介護者を支える

影響力のある人を支えるという考えは、上記と同じです。
今回のコロナ禍でも、医療者、介護者の苦労は、誰もが見聞きされたのではないかと思います。
多くの人を救い支えるのは、そういった現場の医療従事者、介護者、さらには研究者です。
そういった人を支えることも、大変意義があることだと思っています。

また、そういった人々にも鍼灸を取り入れて貰う為には、鍼灸が医学的に認められる必要もあります。
そういう意味でも、現代医学が言語の鍼灸治療が、より求められてくるのではと思います。

 

・学び続ける

医学が日進月歩であるように、鍼灸学もそうでなければいけません。
根底に変わらないものもあるかもしれませんが、手段や方法としては変えていく必要はあるでしょう。

昔の人々と暮らしや環境も大きく様変わりしています。
人の暮らしや仕事を支える為には、医学や鍼灸学以外のことも、学んでいく必要があります。

鍼灸は適応範囲も多いので、その分、学ぶことも多大です。
一生学び続ける努力は必要です。

学生に教えることも必要な学びだと思っています。

 

・謙虚である

私たちが接する多くの方が先輩でもあり、足りないと感じることも多く、自ずから謙虚にはなります。
が、私たちが尊敬する多くの方も、謙虚です。
年を重ねると、間違いがあっても、注意されにくくなってきます。
自分で省みられれば良いですが、気付かないこともあります。
謙虚であることで、伝えてくれることもあります。

私たちは患者さんの治療を通して学ぶことも多いです。
謙虚な姿勢を無くしては、大事なことも気づけなくしてしまいます。
「先生」と呼ばれると、ついついその気になってしまうので注意です。

自分の考えや主義主張が、誰にとっても正しいわけではないことも、常に意識しています。

 

・今を大切にする

これは私たち二人に共通する価値観でもあります。
親や友人を早くに亡くしたり、病気で大変な時を過ごしたり、大きな災害を目の当たりにした経験も大きいと思います。
将来の為に今を犠牲にして、将来が来ないこともあります。
老後の為に生きて、老後が訪れないこともあります。

決して、将来どうなってもいいから、今が良ければよいということではありません。
出来る限りの備えや予防は大事だと思っています。
けど、いつ何が起こるか分からない将来の為に、今を疎かにしたくはありません。

私たち自身もそうですし、回りの人たちにもそうであって貰いたいと願います。

 

以上、こういった思いで定められた「治療理念」です。
また変わっていくかもしれませんが、今はこういった考えで治療に携わっています。

 

(院)

経営理念

昨年末、後輩のための集客についての勉強会に参加しました。

その時に、まず「何のために鍼灸院を経営するのか?」が大事で、経営理念を考えようという話になりました。

当院も開業してもう10年以上経ちますが、明確な文章にしたことはありません。
どういう思いで開業したかは、ブログに書いたり、プロフィールなどに載せています。

途中、何度か考えたこともありますが、こういう大事なことって、決めるのに時間がかかります。
忙しくなると後回しになり、今さらもういいやと思っていましたが…
時間をかけて昨年末から考えることにしました。

まずは、経営理念を掲げる必要性、どう考えたら良いかなど、YouTubeも見たりして、いろいろ調べました。
そして、一人で考えるのではなく、従業員、といっても副院長とですが、二人で考えました。
夫婦二人の治療院ですが、それぞれの思いや要望も再確認できて良かったです。

その結果、
ありたい姿や目指す目標として 「ビジョン(Vision)」、
使命や果たす役割として 「ミッション(Mission)」、
具体的な行動指針、価値観として 「バリュー(Value)」、
を考えました。
この内容や捉え方もいろいろ考えはありましたが、一番しっくりきたものにしました。

何となく分かっているつもりでしたが、言葉にすることで、意識するようにもなりました。
絵に描いた餅にならないよう、このホームページにも載せています。

それぞれの内容については、また詳しく説明していきたいと思います。

これまでも、年間や月間の「目標」は考えたりもしてきました。
開業当初から、回りの環境や思いも変わってきました。
また今後も変わることはあるかもしれません。

それでも、今後の残りの人生をどう生きて行くかを大事にしたいと思いました。
人生も折り返し地点が近づき、そんなことを考えるようになっています。

 

(院)

おいしい給食 その後

先日、「おいしい給食」が、マイ家族ブームになっているとご紹介しました。


その後、患者さんからも「おいしい給食を見ましたよ!」という声も聴かせて頂きました。
(ちょうどサンテレビで再放送されていますし、映画をご覧になられた方も!)

私たちも、まだその熱、冷めやらずで、近況ご報告を。

① 舞台挨拶に参加!

前回の投稿では、公開直後に、映画を観に行ったお話でした。
実はその1週間後に、主演の市原隼人さんと綾部監督が、神戸でも舞台あいさつに来られるということが分かりました。
ちょうど予定も空いて、まだ席も空いていて、こんな機会は無い!、ということで、2週続けて映画を観に行きました。
人生初舞台挨拶でしたが、役者さんや監督さん、そしてファンの思いが伝わってきて、良かったです。

おいしい給食舞台挨拶
1回目より大きいスクリーンでした

 

② 映画パンフレットの購入!

公開直後の映画館でも、パンフレットは購入できませんでした。
ところが、映画配給会社のサイトで、オンラインで販売されていました。
しかもクリアファイル付きで。
それはもう購入するしかありません。
しかも、前回の映画のパンフレットまでありました。
また出演者や監督の熱い思いを感じることができました。
これまでのドラマの給食が紹介されていて、ますます給食熱が上がっていきました。

AMGエンタテイメント
『劇場版 おいしい給食 卒業』 パンフ+クリアファイルセット
https://www.amg-films.jp/product/1354

おいしい給食映画パンフレット
前回作より大きくなってました!

 

③ 給食グッズ と 給食ごっこ!

そして、自宅で「給食」を再現するようになりました。
メニューはもちろん、給食でよく見る「銀食器」や、再三登場する「先割れスプーン」など。
忘れてはならないのが、毎回出てくる「瓶入り牛乳」と、「ミルメーク」です。
「瓶入り」の牛乳もなかなか近くでは見つけられなかったのですが、ライフ本山店にありました。
「ミルメーク」はネットで見つけましたが、患者さんが「ダイソーにありましたよ!」といただきました!
劇中にはなかった「メロン」「バナナ」「キャラメル」など、色んな味もあって、しばらくは楽しめそうです。

給食再現
ミルメークを入れて振るときは要注意

 

そんなわけで、まだしばらく、給食熱は続きそうです。

(院)

エアコン清掃で 肩こり予防

つい先日まで暖房をつけていたのに、冷房が必要な季節になりました。
SORA鍼灸院では、寒い間はガスファンヒーター、暑い間はエアコンを使用しています。

しばらく使っていなかったエアコンには、ホコリやカビが繁殖していることがあります。
久しぶりにエアコンをつかうと、それらが空気中を漂います。
さらに季節の変わり目、寒暖差もあって、ノド鼻風邪を引きやすくなります。
喉や鼻の炎症は、その周辺、頭、首、肩まわりの筋肉を反射的に緊張させます。
(内臓ー体性反射)

 

喉や鼻の炎症 → 迷走神経(三叉神経) → 延髄 → 副神経 → 僧帽筋・胸鎖乳突筋
       →  頸部感覚神経  → 脊髄 → 頸神経 → 板状筋・肩甲挙筋など

 

その結果、毎年この時期は、喉や鼻を悪くする人、首肩こり寝違えを訴える人が、増える季節です。

しばらくぶりのエアコンの稼働は、要注意です。
エアコンの清掃や空気の換気をしっかりしてから、使い始めましょう。

 

ということで、SORA鍼灸院でも冷房を使い始める前に、エアコンのクリーニングをして貰いました。
鍼灸院のエアコンは業務用で、年式も古く、掃除も大変なので、業者さんに頼みました。

before
before(いまいち汚れが分かりませんが…)

前回のクリーニング業者さんは、外枠は外されませんでした。
今回は分解出来るところは全て取り外して、清掃して頂きました。

外で高圧洗浄されました
外せない部分はそのまま洗浄

汚れがたまっていたようで、予定より長く時間をかけてクリーニングして頂きました。

エアコンカバー外し
ピカピカになって取り付けられました!
after
after

クリーニング前後の違いがいまいちわからないので、載せるか迷いましたが、清掃中のエアコンの内部や部品も。

クリーニング前
エアコン内部
エアコン内部部品
ドレンの裏側

画像は小さめに…自粛しておきます。

今回、洗浄後に、空気の王様「抗菌・抗ウイルスチタンコーティング」もして頂きました。

https://kk-bless.com/coating/

今日のような暑い日も安心してエアコンが使えるようになりました。
心地よい空気が漂っています~

(院)

コロナ対策続けています

先日見かけた記事を紹介します。

近畿大学医学部環境医学・行動科学教室准教授の東賢一氏を中心とする研究チームが、医療現場における新型コロナウイルス感染症のリスクを「飛沫感染」「接触感染」「空気感染」といった感染経路別に換算するモデルを構築し、感染リスクを数値化し、算出しました。
同時に、「サージカルマスク」「フェイスシールド」「換気」などの感染予防策を行った場合の評価も載せられています。

https://newscast.jp/news/5032698?fbclid=IwAR3bavIcmlAW7LKC93UmLmQ4U87T0k69F76sY_aB1Cet8aumU1XMm8MtFvU

この研究論文は 今年1月3日に環境衛生学の分野で権威のある国際雑誌「Environment International」に掲載されたそうです。  
掲載論文:https://doi.org/10.1016/j.envint.2020.106338

内容としては、

〇「飛沫感染」が主な感染経路で「接触感染」のリスクもあり、まれに「空気感染」の可能性がある。

防護具などの対策では、

〇 医療従事者がサージカルマスクを着用した場合、感染リスクが 63~64 %低減、フェイスシールドを着用した場合 97~98 %低減、サージカルマスクとフェイスシールドを両方着用した場合 99.9 %以上低減する。

〇 患者がサージカルマスクを着用した場合 99.99 %以上低減する。

〇 合わせて換気を行うと更に感染予防効果が上がる。 

この研究では、飛沫を対策することで多くの感染を防ぐことが出来るということが具体的に示されたようです。

当院でもマスクとフェイスシールドを両方着用して施術しています。
施術後の手洗いや、作業ごとの消毒、換気も引き続き取り組んでいきます。

正しく警戒して、必要な施術が出来るよう心掛けていきます。

(副)

2021年1月14日 | カテゴリー : SORA鍼灸院 | 投稿者 : sorashiya

10周年

SORA鍼灸院は、2010年の7月19日の海の日に開業しました。

今日で10周年を迎えることになりました!

(ちなみに副院長が院長をしていた「彩はり灸院」も、2010年7月開業でした。)

 

師匠や先輩先生からすると、やっと10年、まだ10年です。

分院を持ったり、多くの従業員を雇うわけでもありませんが、私たちが望む鍼灸院に向かっています。

たくさんのご縁と支えがあって、今日に至ります。そんな皆さまには感謝しかありません。

それらをお返しできるように、また10年、20年、30年と、更なるステップを目指して、これからも歩んでいきたいと思います。

今後とも宜しくお願い致します。

 

SORA鍼灸院
院長 森川 真二 ・ 副院長 森川 彩子

 

 

P.S.

そんな10年の感謝の意を込めて、SORAのノベルティを作りました!
明日から来院の皆さまに、お配りします。
3ヶ月分くらいはあると思いますが、無くなり次第 終了とさせて頂きます。

体調を整えて、この大変な時期を乗り越えましょう。
ご来院お待ちしております。

 

2020年7月19日 | カテゴリー : SORA鍼灸院 | 投稿者 : sorashiya

緊急事態宣言を受けて

先日の「コロナウイルスへの対策」で投稿しましたように、感染対策を強化した上で、営業を続けていきます。
鍼灸も必要な人にとってはやはり必要で、医療の一つとして必要な通院として捉えて頂ければと思います。

但し、この1か月は不要不急の外出を減らせるように、ご自宅でできるセルフケアも積極的にお伝えしていきます。

今回の感染症は特に回りの方への配慮も必要ですので、ご家族や回りから反対がある方も控えて頂きたいと思います。
発熱や風邪症状のある方も、ご遠慮お願いします。
当日や直前のキャンセルでも構いませんので、ご連絡をお願いします。

また、今後の情勢の変化や行政の要請などにより変更することもありますので、その際は改めて告知させていただきます。

よろしくお願い致します。

(院・副)

追記 : 今年の回数券の有効期限は1年延長しますので、余裕を持ってお使いください。

2020年4月8日 | カテゴリー : SORA鍼灸院 | 投稿者 : sorashiya

コロナウイルスへの対策

今回の事態は、当初思っていた以上に大変で、長期戦のようです。
山中伸弥先生は、長いマラソンに例えられています。

新型コロナウイルスとの闘いは短距離走ではありません。1年は続く可能性のある長いマラソンです。

山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信
http://www.covid19-yamanaka.com/index.html

いつまで続くかわからない不安はありますが、今すべきことを実行していく他ないのでしょう。

鍼灸院への通院も躊躇されるかと思います。
この先の長丁場、どのタイミングで予約を入れようかも迷います。
時間が経つと治りづらかったり、不安が増していくこともあるので、あまり我慢も良くないかと思います。

幸い 通院を自粛される患者さんも多く、余裕を持って施術ができております。
その分、換気や滅菌、消毒など、いつもよりレベルを上げた衛生管理と、私たち自身の健康管理にも注意できています。

これからも鍼灸が必要な方には安心して施術を受けて頂けるよう、スタッフ一同努めて参ります。

予約を詰めないため、逆にご希望の時間に予約が取りづらいこともあります。
皆さまの安全の為、ご理解のほど、よろしくお願い致します。

(院)

2020年4月6日 | カテゴリー : SORA鍼灸院 | 投稿者 : sorashiya

こんにちは SORA鍼灸院です

樹々や草花がきれいに咲き始めました。

草花2020春
サクラ2020

可愛らしい若葉にも癒されます。

若葉2020春
若葉2020

コロナウイルスの影響で、SORAでは予約の取り方を工夫したり、換気、消毒といった感染症対策に努める、緊張感のある毎日を送っています。

遠方からの来院が減って、時間も出来ています。その空いた時間に、免疫力アップのための体のメンテナンスやHPのメンテナンス、勉強、片付け、いつも以上の衛生管理に取り組んでいます。

 

先日の新聞記事にあった、サッカー日本代表を率いていた頃のザッケローニさんの言葉に心惹かれました。

「何かが起これば、何かが生まれる。」

大黒柱だった選手がケガをした時の言葉です。
母国イタリアにある「ことわざ」だそうです。

まだ先の読めない感染症が広がっていますが、私たちの感染症に対する知識は増えました。
皆で取り組んだからでしょう、実際にインフルエンザの流行は激減しているそうです。

何かが起こることは、怖く、嫌なことではあるけれど、皆で出来ることを学び、粛々と続けていたら、良い方へ進むための何かが必ず生まれる。
そう信じたいと思います。

院長が頑張って、以前から必要だったHPの作り直しをしていたら、過去のブログ記事が全て消えてしまいました。

何かが起これば何かが生まれる(笑)

せっかくなので新しい気持ちでブログを書いていこうと思います。

開院10年目の春。
これからもどうぞよろしくお願い致します。

(副)

2020年4月4日 | カテゴリー : SORA鍼灸院 | 投稿者 : sorashiya