もうすぐ2月ですね。
今年も日本アレルギー協会主催による「第28回アレルギー週間市民公開講座」が全国で開かれます。
今年はWEBでの受講もできます。
参加は無料ですが、事前申し込みが必要です。
詳しくは、日本アレルギー協会HP、関西地区は、日本アレルギー協会関西支部HPをご覧ください。
体には、入ってくる異物を攻撃する免疫細胞だけでなく、過剰な免疫反応を抑える免疫細胞(制御性T細胞(Tレグ))が存在します。
アレルギー疾患のある人はこの制御性T細胞(Tレグ)が少ないのではないかと言われています。
大阪大学の坂口志文先生の著書「免疫の守護者、制御性T細胞とはなにか」にアレルギー疾患が増えた原因が推測されています。
『社会が衛生的になると、異物に接する機会が減るために、免疫はあまり鍛えられない。免疫系があまり刺激をうけず、病原体を攻撃する能力が十分に訓練されなくなる。』
『同時に衛生的な環境では免疫の過剰反応を抑える力も鍛えられない。』
『軽いおもりでバランスをとるやじろべえは、わずかな変化で一気にバランスを崩す。免疫系の全般的な機能低下で免疫系のやじろべえが不安定な人が多くなっているのではないか。』
アレルギー対策には、ある程度異物を取り込みながら免疫を鍛えていく必要がありそうです。
私たちの行う反応点治療では、アレルギー対策に肝臓と腸の施術をします。
過剰な免疫反応を抑える免疫細胞(Tレグ)は、腸で作られます。
肝臓は、腸で作られる免疫細胞の司令塔として調整したり、
ウイルス感染した細胞や老化した細胞を貪食してくれるNK細胞を増やす働きがあります。
肝臓と腸の働きを助けて体が免疫のバランスを取りやすくなるよう促します。
様々なアレルギー症状に対処するために、症状が出る前からケアできると効果的です。
肝臓と腸のケア、おすすめです。
(副)