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反応点治療研究会 実技講習会2025年

鍼灸講習会 定期開催による「 学ぶ→ 実践→ さらに学ぶ 」のサイクルで知識・技術習得!
痛みはどのように出現するのか?
内臓疾患に対する鍼灸治療はどのように行えばよいか?
鍼をすると体にどのような神経反射が起こるのか?
など、毎回テーマを変えて2か月に1回、講習会を開催しています。
「鍼灸治療を解剖学・生理学に基づいて紐解いていく」
そんな講習会です。
午前は講義、午後は実技の2本立てで、実技は習得レベルに合わせて学べるので、学生さんや初めての方も安心してご参加いただけます。
【2025年度 日程と各テーマ】
第1回 1月19日(日)<基礎編> 反応点治療とは <応用編> 頭部
第2回 3月9日(日) <基礎編> 反応点とは <応用編> 胸部
第3回 5月11日(日)<基礎編> 痛みの治療 <応用編> 肩背部・上肢
第4回 7月13日(日)<基礎編> 痛みと内臓の関係 <応用編> 腹部
第5回 9月21日(日)<基礎編> 内臓の治療 <応用編> 腰部・下肢
第6回 11月9日(日)<基礎編> 鍼・灸・ローラー鍼の作用 <応用編> 全身・自律神経
午前の部 10:00~11:30 「講義」 午後の部 12:30~15:00 「実技」
【会場】
「講義」<基礎編> 灘区文化センター5階会議室(六甲道勤労市民センター:JR六甲道駅南接)
「講義」<応用編>・「実技」 ミントはり灸院 (JR六甲道駅より徒歩3分)
※ 講義会場は基礎編と応用編で異なります。どちらに来て頂くかは、こちらよりご連絡いたします。
【対象者】
鍼灸師・鍼灸学校の学生
【参加費】
鍼灸師 7,000円 / 学生 5,000円 (午前+午後 1回分の金額です)
【持ち物】
鍼灸道具(普段使っているもの)・スリッパ・筆記用具。
服装は自由、ラフな格好で結構です。
【お申し込み】
反応点治療研究会のホームページからもお申込みいただけます。
https://hannouten.peatix.com/
「講義」だけなら 録画視聴も可能!
午前の講義のみ 録画視聴も可能です
当日参加が無理な方も、録画を後でご覧頂けます。
反応点治療を知りたい方、会場での参加が難しい方、日時の都合が合わない方、下記サイトURLかチラシのQRコードよりお申し込みください。
【オンライン講習費】
鍼灸師2,000円 / 学生1,000円
【お申し込み先】
https://hannouten.peatix.com/

第31回「アレルギー週間」市民公開講座

あけましておめでとうございます。
2025年もどうぞよろしくお願い致します。
年が明けたばかりですが2月に開かれる市民公開講座のお知らせです。
今年も2月20日の「アレルギーの日」が近づきました。
この日にちなんで毎年2月にアレルギーに関する知識や最新の治療についての無料講座が全国で開かれます。
近年は特にアトピー性皮膚炎の治療薬が増え、選択肢が増えています。
一般の方にも分かりやすい内容になっているので、是非参加されてみてください。
関西では
2/2(日)兵庫、
2/8(土)奈良、
2/9(日)滋賀、
2/15(土)京都、
2/16(日)和歌山、
2/22(土)大阪で開催されます。
受講は無料ですが、事前申し込みが必要です。
会場参加、WEBでの参加も選べます。
各会場で内容が違うので、講演内容や申し込みについてなど、詳しくは「日本アレルギー協会 関西支部」HPをご確認ください。
その辛さは「冷房病」かもしれません

8月も後半ですがまだまだ厳しい暑さが続いていますね。
この時期気をつけたいのは「冷房病」です。
「冷房病」とは、冷房の効いた所と効かない所を頻繁に往復したり、冷房の強すぎる環境に長時間居たりすると、体温調節が上手くいかなくなって体に様々な不調が現れる状態のことです。
症状は多岐にわたります。
頭痛、倦怠感、肩こり、足腰の冷え、だるさ、食欲不振、下痢、不眠などです。
また、冷房の設定温度が低いと空気が乾燥して、鼻粘膜や喉粘膜が乾き、傷ができやすくなります。
小さな傷は、炎症や感染症に繋がり、鼻水や喉の痛みも出てきます。
症状は人それぞれ。
その方の弱い所に症状が現れます。
今の辛さは「冷房病」かもしれません。
不調のある方は、
冷房の設定温度を少し外気に近づけたり、
循環を助けるために体操したり、
冷房の強すぎる環境では羽織やひざ掛けも必要です。
長く冷房の中にいるのであれば、氷は入れず、常温か温かい食事や飲み物の方が良いです。
鍼灸では、その方に合わせて症状の原因に1つ1つ対応します。
冷房病は「自律神経症状」ともいわれています。
自律神経は体全体に働くイメージがありますが、一括りに対応できるものではありません。
自律神経は体の各所で、それぞれ調節しているので、不調に1つ1つ対策することがその理にかなっています。
外気が高温なので、冷房を使わないわけにもいきません。
ケアや対策をしながら、猛暑を上手く乗り切りたいですね。
(副)
災害支援とOB会セミナー

先週末、副院長は能登へ災害支援へ、院長は神戸で災害支援講義でした。
(能登支援についてはこちら → はり灸レンジャー第3回能登支援)
二人が卒業した神戸東洋医療学院のOB会(天馬会)の総会後に引き続き、卒業生と学生が対象の合同セミナーがあり、「鍼灸ボランティアのはじめ方」というタイトルで、はり灸レンジャーの東北、熊本、能登半島での災害支援活動についてお話しさせて頂きました。
実は13年前のOB会セミナーでもお話しさせて貰っていました。
2011年、東日本大震災のあった年です。
その時は、被災障害者を支援する団体「ゆめ風基金」を通して、一ボランティアとして感じた被災地の様子を報告しました。

まさかその先13年も東北支援が続き、こうして日本各地の災害支援に携わっているとは、思いもよりませんでした。
そんな「はり灸レンジャー」の成り立ちから、卒業生同士のつながり、被災地の様子、鍼灸でどんなことをしてきたか、ボランティアを始めるために必要なことなど。

実技も入れて欲しいということで、セミナー会場を「避難所」と見立てて、ベッドの設営から施術の様子も紹介。
実際のボランティア現場では一人で活動することが無いので、とても焦りましたが、90分間、あっという間に時間は過ぎました。
何か忘れている気がしてならなかったのですが、案の定、片付けしている時に、いくつか紹介し忘れていたものに気付きました。
(写真にも写っている、机にも置いている施術マットなど…)
それは慌ただしいボランティア活動中にもあることで、準備がいかに重要か、改めて学びました…
セミナー後に、災害支援に興味のある学生さんが声をかけてくれたり、紹介した災害支援研修を申し込んでくれたりと、早速、行動に移してくれたことが嬉しかったです。
被災地で大変な思いをされている方々にもっと支援が届くように、発信も続けていきたいと思います。
(院)
5年振りの南三陸町

先週末、5年ぶりに東北訪問を果たすことができました。
東日本大震災の災害支援ボランティアとして、2011年から毎年、ときには年2~3回、東北に通っていた時期もありました。
仮設住宅から復興住宅や自宅再建へと移り始め(宮城県の仮設住宅の解消は2021年3月)、そろそろ災害支援としての訪問は終わるのかと思っていたところ…
新型コロナウイルス感染症の流行により、しばらくお伺いできなくなってしまいました。
コロナ禍も落ち着き、そろそろお伺いしても良いかと思っていたところ、今年の全日本鍼灸学会が仙台で開催、さらに、はり灸レンジャーの災害支援活動をシンポジウムで紹介することが決まりました。
仙台まで行って、南三陸町まで行かないわけにはいかないと、今回の東北訪問へとつながりました。
鍼灸学会の翌日、レンタカーで南三陸へと向かい、新しく建設された南三陸311メモリアル、追悼モニュメント、旧防災対策庁舎のある「南三陸町震災復興祈念公園」に向かいます。

高く土地が盛られていて、元の位置に遺された旧防災対策庁舎がとても低く感じました。
5年前は工事中だったので風景は様変わりしています。
遺族の方は、庁舎の取壊しを望まれましたが、宮城県の管轄となり、遺される事が決まったようです。
私たちにとっては、津波の恐ろしさを知ることが出来る貴重な遺構となります。

南三陸311メモリアルのプログラムや展示は、震災が起きたら何ができるのか、自分事として考えられるように工夫されていました。
被災された方にとっては、当時を思い出すつらい内容かもしれません。
災害を経験したことがない人にとっては、防災や訓練の大切さ、人の命の尊さを実感できる内容です。
南三陸町を訪れた際は、是非、体験して欲しいプログラムでした。

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続いて、5年前はスケジュールが合わず伺えなかった『奏海の杜』の「交ゆう館かなみ」にお伺いしました。
新しい拠点に移られてから、初めての訪問です。

今回は平日昼間ということもあり、放課後デイの子どもたちはおらず、スタッフの方4人の施術をしました。
初めての方も2人おられましたが、鍼灸の効果を感じて喜んで下さりました。
セルフケアもしっかりお伝えすることができました。

2012年から施術を受けて下さっている懐かしい方にもお会いでき、8年ぶり、10回目の施術をさせて頂きました。
近況もお伺いできて、とても嬉しかったです。
震災当初は鍼灸の経験もなく、コワゴワでしたが、今では楽しみに待ってくださっていました。
ご家族へのセルフケアもお伝えできて良かったです。
これを機に、またコロコロしていただきたいと思います。
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今回の訪問は、震災から13年が経ち、被災地支援とは言えないのかもしれません。
それでも訪問を待ってくださる方がいて、私たちも会いたいと思う、そんな関係性があります。
これからも顔の見える繋がりを大切にしていきたいです。
(森川)