五十肩・四十肩

30代、60代なのに、五十肩?

寝返りのたびに痛みで目が覚める。

頭や背中に手が届かない、後ろのモノが取れない、日常生活に差支えも出てきます。

痛みや動作制限が出てきたら、早めの施術で対策しましょう。

 

五十肩の原因

肩こり の原因が内臓にあると考えるように、五十肩も、そこに原因があると考えます。

五十肩の根本原因となっているものに、のど、気管支、肺の粘膜などの不調があります。その神経反射により、近位脊髄分節上の肩まわりの筋肉を緊張させます。

重要なのは、筋肉を緩めるだけではなく、その原因に対処することです。また、症状がひどくなる前に未然にケアすることも大切です。

 

五十肩は早めの対策を

肩関節は複雑な構造をしているため、この部分の障害は、周囲の筋筋膜に広く影響し、やっかいです。肩にある骨、肩甲骨には15種以上もの筋肉がついています。一部の筋肉に不具合が生じると、他の連結している筋肉まで悪影響も及ぼします。動きの悪さや痛みがひどくないうちに施術することが、五十肩のポイントです。

 

五十肩の鍼治療

肩の深部の筋肉(肩甲下筋など)の障害となると、手強い場合もあります。表面的な筋肉の障害だけよりも、時間がかかる場合もあります。ただ、深部の筋肉を狙えるのは、ハリの強みでしょう。そのポイントをつくことができれば、いくらほぐしても動かなかった肩が動き、痛みが軽減していきます。

また、筋肉に注目するだけでなく、なぜその筋肉がトラブルを起こしたのか原因を探ることも重要です。その原因がなおざりにされていれば、その施術はその場しのぎとなってしまいます。具体的には、肩周りの筋肉の支配神経とつながる、上半身の内臓が原因になっていないかを探ります。とにかく、五十肩は、早めの対策が大切です。